2010年6月27日日曜日

ステーク・ホルダーという言葉

一般的に、利害関係者(related party)には企業経営陣とその利害を共有する内部者が想定され、また投資家(investors)と言えば既存の株主のみならず、虎視眈々、「儲かりそうなら株を買うか」と控えているお金持ちを指す。

しかし最近ではこれらをひとまとめにしてしまい、小洒落てステーク・ホルダー(stake holder)と呼ぶことが多くなった。

ところで、競馬のレースで「○×ステークス」と名のついたものがあることをご存知な人も多かろう。
ステーク(stake)とはもともと「賭金」を意味する言葉で、馬にお金を賭けている人にとっては、レースがもはや人ごとではなくなることを指す。

債権者も、投資家も従業員も、自分が関わる企業の儲けがやたらと気になるので、このところはステーク・ホルダーという言葉が、MBAのクラスをはじめとし、巷でモテモテの様子である。

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